kfタイルホールド工業会

コラム

タイル剥落防止工法に革命!塗装だけで10年保証、注目のKFタイルホールド工法とは?

KFタイルホールド工法を通じてタイル剥落事故の発生を防ぎ、皆様に安心・安全をお届けするKFタイルホールド工業会です。

 

ビルやマンションの老朽化は住人の皆様にとって切実な問題ですが、近隣の方や通行人にとっても思わぬ弊害をもたらします。特に、外壁の劣化は町の美観を損ねるだけはなく、
タイルやモルタルなどの外壁材の落下という重大な事故にも繋がります。タイルの剥落事故は、ビルやマンションのオーナー様や管理会社様にとっては、絶対に回避したいところです。

タイル剥落事例

タイル剥落したマンションの事例

 

そこで今回は、私たちKFタイルホールド工業会が自信を持って提供する「KFタイルホールド工法」についてご紹介します。「KFタイルホールド工法」は工法面、費用面、そして性能面においても優れており、タイル剥落防止工法の革命と言っても過言ではないほどの画期的な工法です。

 

タイル剥落が起こした事故

外壁材として一般的なタイルですが、メンテナンスを怠ると浮きや剥離、やがては落下へ繋がるという危険性を併せ持っています。

 

実際にタイル剥落事故の発生件数は年々増加している状況で(下図参照)、国土交通省の「特定行政庁より報告を受けた建築物事故の概要」によると、2014年に6件だった落下事故が、2019年には12件に増加しています。しかし、これは報告を受けた重大事故に限定された数値なので、実際にはこれよりも多くの事故が発生していることが想定されています。

 

外壁タイルの落下事故件数
年度 2014 2015 2016 2017 2018 2019
件数(被害者数) 6(1) 3(1) 6(9) 5(1) 8(1) 12(7)

 

現に、国土交通省はビルやマンションなどの定期点検に関して2008年に法改正を行い、点検の周期や内容、対象となる建築物などについて細かく定めています。これらは建築基準法12条に基づいているため、「12条点検」と呼ばれています。さらに、この「12条点検」に加え、さらなる安全を保証するために2022年4月には、建物の円滑な維持・管理を促す「改正マンション管理適正化法」が全面施行される予定となっています。

もともと「マンション管理適正化法」は2001年に施工された法律ですが、マンション管理の現状と抱える課題が深刻化するにつれて、管理の適正化と再生の円滑化を強化するためこのたび法改正する運びとなったのです。これにより、外壁タイルの品質に向けられる視線がさらに厳しくなることが予想されています。
タイル剥落事故は最悪の場合、死亡事故にも繋がり、その責任の所在が厳しく問われるものです。法律上、タイル剥落の責任は建築物の所有者、管理者、または占有者にあると定められています。つまり、ビルオーナー様や管理会社様はビルやマンションが長く安全に機能し続けるためにも、定期的に点検・メンテナンスをしなくてはならないということです。

参照:国土交通省、「特定行政庁より報告を受けた建築物事故の概要」

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001354005.pdf

 

参照:国土交通省、「マンション管理適正化法の改正概要」

https://www.mlit.go.jp/common/001356471.pdf

 

タイルは決してメンテナンスフリーではない!タイルが剥落する原因

タイルは一度施工したら、未来永劫そのままの形状を保つような夢の素材ではありません。かつてメンテナンスフリーとも言われていたタイルの外壁ですが、それは大きな誤解です。タイルは経年劣化します。浮き(剥離)や剥落も起こります。ここでは、タイルが剥落する原因についてお話しします。

 

外壁タイルが落下する理由① 外壁の部材の伸縮量の違い

外壁タイルは、タイル/接着モルタル/コンクリートの3層で構成されています。これらの材料が外部から温湿度変化を受けることで、膨張係数の違いによって構成材ごとに異なった伸縮が発生するのです。異なった伸縮が生み出すひずみは外気環境変化により日々発生し、外壁に疲労を蓄積しタイルに浮きを発生させます。

 

外壁タイルが落下する理由② タイルが浮いた部分への雨水の侵入

タイルの伸縮により浮いた部分に雨水が侵入し、日射による温冷を繰り返すことでは膨張・収縮が絶えず発生する状況になります。

次第に、タイルの浮きが進行し耐えられなくなり、剥離してしまうという流れなのです。

外壁タイルが落下する理由③ 施工不良

実は施工不良による剥落も珍しくありません。例えば、接着面の荒面処理や洗浄の不十分により接着がもともと弱い、質の悪いモルタルを使用しているなど、タイルそのものではなく下地の問題はよくあるケースです。他に、躯体コンクリートの表面がツルツルだったり、剥離剤が塗布されたりするようになったことで、モルタルごとタイルが剥離することもあります。

 

熟練の左官職人であれば、施工時にこのような問題を見抜くことができますが、近年は職人の後継者不足により、若い職人に経験が伝達されていないこともあるので、経験による判断ができないこともあります。施工不良は人的ミスなので、可能な限り対策を練って回避したいところです。

 

タイルの調査、メンテナンスは義務化されている

12条点検を補うものとして、地方行政ごとに大規模建物の定期報告制度が設けられています。制度の内容については行政ごとに異なりますが、ここでは東京都を例にとってお話しします。

 

定期調査・検査報告制度とは、デパート、ホテル、病院など不特定多数の人が利用する特定建築物に対して設けられた制度であり、マンションなどの共同住宅もその対象として含まれています。特定建築物は、老朽化や設備の不備などがあると、大きな事故や災害につながる恐れがあることから、適切な維持管理によって事故を未然に防ぐため、建物や設備を定期的に調査・検査することが制度の目的です。調査の内容としては大きく以下の5つになります。

特定建築物の調査内容

  1. 敷地及び地盤 : 敷地内の通路、擁壁の状況など
  2. 建築物の外部 : 外壁の劣化の状況など
  3. 屋上及び屋根 : 屋上周りの劣化の状況など
  4. 建築物の内部 : 防火区画や、床、天井の状況など
  5. 避難施設等  : 避難施設、非常用設備の状況など

 

東京都の場合、特定建築物とされる共同住宅(マンション含む)の規模としては5階建以上かつ床面積1000㎡となりますが、神奈川県、千葉県、茨城県はこの通りはありません。

 

なお、定期報告制度を怠った場合には罰則が適用されます。建築基準法第101条において、定期報告をせず、または虚偽の報告をした者は100万円以下の罰金に処するとされています。また、定期報告を実施する有資格者の罰則もあり、虚偽の報告をした場合は有資格者証の返納が命じられ、返納に応じない場合は30万円以下の罰金処分の対象となります。万が一罰則が適用されるような事態になれば、ビルオーナー様や管理会社様にとっては社会的信用を失い大きな損失に繋がるので、細心の注意が必要です。

参照:東京都都市整備局「定期報告(定期調査・検査報告制度)」

https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/tamakenchikushidou/teikihoukoku.html#c-header

 

タイル剥落防止工法の選択肢

外壁補修の一環としてタイル剥落防止工事があります。タイル剥落防止工事の工法は大きく分けると3つあるので、それぞれについて説明します。

 

部分補修(ピン工法)

文字通り、タイルが浮いている箇所のみ補修する工法です。まずタイルが浮いているところを貼り替えたうえで、浮きがある箇所に専用ドリルで穴をあけ樹脂を注入します。

工事の流れ

1、タイル貼り替え

2、浮いているところに穴を開ける

3、樹脂注入

4、アンカーピンを打つ

 

メリット

・部分的な補修のみ行うため工期が短く、コストも安く抑えることができる

 

デメリット

・問題がある箇所のみの対症療法なので、今後浮きが出てくる可能性がある箇所への対策にはならない。また、浮きが発生する毎に補修が必要になるため、結果的に手間やコストがかかってしまう可能性がある

・アンカーピンを打つ際に騒音が出るため居住者様対応が必要になる

 

外壁複合改修構工法(ピン・ネット工法)

現在タイル全面への剥落防止工法として最も多く取り入れられている工法です。樹脂を注入するまでは部分補修と工程は同じですが、その上からネットを貼ることでタイルの剥離を面で防ぎます。会社によって工法の名前が異なりますが、工程はおおよそ同じです。

工事の流れ

1、タイル貼り替え

2、浮いているところに穴を開ける

3、樹脂注入

4、ネットを貼る

5、ピンを打つ

6、樹脂を塗布

7、トップコートを塗布

 

メリット

・タイル面全体にネットを貼るため、現在浮いている箇所以外の剥落防止ができる

・耐久性が高く10年保証を行なっている会社もある

 

デメリット

・工程数が多いため、工期が長くなりコストも高くなる

・タイル面にネットを貼るため意匠性が変わってしまう

・アンカーピンを打つ際に騒音が出るため居住者様対応が必要

塗装による工法(KFタイルホールド工法)

部分補修やピンネット工法とは異なり、ピンを打たずに樹脂塗料をタイル面に塗装することで剥落防止を行う工法です。

工事の流れ

1、見た目が気になる箇所のタイル貼り替え

2、下塗り材塗布

3、上塗り材塗布(1回目)

4、上塗り材塗布(2回目)

 

メリット

・ピンネット工法と比較すると工程数が圧倒的に少なく工期・コストを削減できる

・耐久性が高く10年剥落保証がついている

・ネットを貼るわけではないので意匠性を損なわない

・浮いているタイル面の上から塗布することで剥落防止になるため、見た目が気になる箇所のタイル貼り替えのみでよい

・アンカーピンを打つ際にでる騒音が発生しない

 

デメリット

・特になし

(耐久性、コスト、工期、意匠性どれを取っても従来のピンネット工法に劣る面は見当たらない新工法です)

 

KFタイルホールド工法とピンネット工法の工期を徹底比較

上記で、3つの工法の概要についてお伝えしましたが、ここではあらためて樹脂の塗布による剥落防止の新工法「KFタイルホールド工法」と現在多く取り入れられている最も一般的な工法「ピンネット工法」を、工期やコストから比較してみましょう。

 

作業スピード

KFタイルホールド工法:職人1人あたり100平米/日を塗装することが可能

ピンネット工法:職人1人あたり15〜6平米/1日の作業が平均的といわれている(アンカーピンを16〜20本/平米打つことを想定)

 

工期(5階建てマンションで外壁面を1000平米で、職人4名で作業を行なったと仮定)

 

KFタイルホールド工法:3度塗り、7.5日で完了する計算になります。(1日400平米/4名で計算)

ピンネット工法:アンカーピンの設置:16.6日(1日60平米/4名で計算)。加えて、ピンネット工法は、アンカーピンを打つだけでなく樹脂の充填、ネットを貼る、トップコートの塗布など上記に含んでいない工程もあるため、さらに工期に差が出ます。

 

コスト

工期に差が出る分、コストにも大きな違いが発生することもご理解いただけると思います。工期の長さは、職人の人工代としてダイレクトに反映されます。職人1人当たりの1日の人工代は15000円以上するので、複数の職人が入る現場では工期が1日短縮されるだけで大きな経費削減になります。

 

このように、工期が短縮され、騒音が発生しないKFタイルホールド工法は居住者様への不安も大きく軽減されるため、2021年にリリースするやいなやタイルの剥落問題に頭を悩ませていた大手ディベロッパー様や管理組合様から多数のお問い合わせをいただいております。

 

KFタイルホールド工法の施工事例

ここで施工事例をご紹介します。

10年以上メンテナンスをしていない物件について、ディベロッパー様から相談を受けました。外壁調査を行なった結果、タイル面の多くに浮きがみられました。浮き以外にも、タイルの“はらみ“(部分的に大きくたわんで膨む)も発生しており、いつ落ちてもおかしくない状態でした。そこで、KFタイルホールド工業会としてタイルホールド工法で迅速に対応し、問題を解決するに至りました。予想以上の対応の早さと工期・コスト面の削減により、ディベロッパー様からは大変感謝されました。

 

KFタイルホールド工法が誕生した背景

タイル剥落防止工法として驚異的なパフォーマンスを誇るKFタイルホールド工法は、もともとマンションやビル用ではなく高速道路のコンクリート剥落防止工法として開発されたのが始まりでした。

KFケミカル(株)が開発した高速道路壁高欄のコンクリート剥落防止工法(A種・B種)は、複数の道路会社に採用され多くの施工実績を有し、日本のインフラを支える一助となっています。

 

KFタイルホールド工法は土木分野で培った技術を建築分野に応用した安心な工法です。首都高速道路の規格に合格、採用されているという実績(約60,000平米の実績)を踏まえて、

「マンションやビルにも応用できるのではないか」との思いから開発がスタートし、驚くべき強靭な塗膜が誕生したのです。

 

経年劣化や施工不良により甚大なリスクを抱えているマンションやビルのタイルは多くあります。KFタイルホールド工法を取り扱う工業会は認定した企業のみの責任施工を採用しており10年の剥落保証もついています。自信があるからできるこの新工法をぜひ皆様にご体感いただきたいと考えております。

 

メンテナンス方法に頭を悩ませている企業様、管理組合様、管理会社様、ビルオーナー様は、ぜひ一度KFタイルホールド工業会ご相談ください。

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KFタイルホールドの施工事例一覧

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