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コラム

マンション外壁タイルの塗装はできる?費用・工法・注意点までわかりやすく解説

 

マンションの外壁タイルは見た目が美しく、耐久性にも優れていますが、年数が経つと劣化や汚れが目立つようになります。

その際、「塗装でキレイにできるのかな?」と疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、マンションの外壁タイルの塗装が本当にできるのか、どんな工法や費用があるのか、注意点も含めてわかりやすく解説していきます。

 

マンション外壁タイルの塗装は本当にできるの?基本をわかりやすく解説

まずは、そもそも外壁タイルに塗装ができるのかについて、その基本を解説します。

 

タイル自体には基本的に塗装はできない

外壁タイルは表面が硬く、つるつるしているため、塗料がしっかりと密着しません。

そのため、一般的な塗装方法ではタイルそのものには塗装が難しいのです。

無理に塗装をしても、すぐに剥がれてしまう可能性が高いため、専門的な判断が必要になります。

この点を理解していない業者に依頼してしまうと、施工後にトラブルになることもあります。

 

目地や下地部分には塗装が可能

外壁タイルの「目地」や「下地」の部分には塗装や保護処理を行うことが可能です。

タイル本体ではなく、タイルを支えている下地部分やつなぎ目である目地に塗料や防水材を使用することで、建物全体の劣化を防ぐ効果が期待できます。

特に目地は経年劣化しやすく、水の侵入経路になるため、しっかりと補修しておくことが大切です。

目地や下地のメンテナンスは、見た目以上に建物の寿命に影響を与える部分です。

 

塗装のように見える「クリヤー塗装」などの保護工法がある

外壁タイルを美しく保つ方法として、「クリヤー塗装」という透明な塗膜を使う工法があります。

この工法はタイルの見た目をそのまま活かしながら、汚れや紫外線から表面を守ってくれます。

ただし、劣化が激しいタイルには適用できない場合もあります。

タイルの状態を見極めた上で適切な保護処理を選ぶことが重要です。

 

外壁タイルに適した補修方法を選ぶことが重要

タイルの種類や劣化の程度に応じて、塗装ではなく「貼り替え」や「部分補修」が必要なケースもあります。

劣化が進んでいるのに塗装で済ませようとすると、逆にコストがかさむこともあります。

そのため、タイルにあった補修方法を選ぶことで、より長く安心して建物を使い続けることができます。

見た目だけでなく、機能面を考慮した判断が求められます。

 

マンション外壁タイルの塗装が必要になる主なケースとは

次に、どのような状況で外壁タイルの塗装や補修が必要になるのか、代表的なケースを紹介します。

 

外壁タイルの劣化や剥離が進行している

経年によってタイルが剥がれたり、ひび割れたりすることがあります。

そのまま放置すると雨水が内部に侵入し、建物の構造部分に悪影響を与える恐れがあります。

このような場合、早急な補修や保護処理が必要になります。

安全性や耐久性の面からも、劣化の兆候が見られたらすぐに対応しましょう。

 

美観の維持や資産価値を保つために必要

タイルが変色したり、表面が汚れていたりすると、建物全体が古びた印象になります。

定期的な塗装やクリーニングによって、見た目をきれいに保つことができます。

マンションの美観は住民の満足度や入居率にも関係し、資産価値の維持にもつながります。

建物の価値を守るためにも、外観のメンテナンスは重要です。

 

経年劣化で目地部分の補修が必要になる

タイルの目地は最も劣化しやすい部分であり、ひび割れや剥がれが発生しやすいです。

放置すると雨水が入り込み、タイルの裏側から剥がれ落ちるリスクもあります。

目地材を再充填したり、防水材でコーティングするなどの補修が求められます。

見た目は変わらなくても、内部の劣化は静かに進行しています。

 

マンション外壁タイルの塗装と補修の違いとは?

ここでは、「塗装」と「補修」の違いを明確にし、状況に応じてどちらを選ぶべきかを説明します。

 

塗装は表面の保護や美観目的で行う

塗装は、タイルの見た目をきれいにしたり、紫外線や雨風から守るための工事です。

汚れが付きにくくなるクリヤー塗装や、防水性を高める撥水材などが使われます。

主に表面処理を目的としていますが、劣化の進行を防ぐという点でも効果があります。

タイルの状態が良い場合は、塗装で十分な保護が可能です。

 

補修はタイルのひび割れや浮きなどを直す作業

補修は、タイルそのものが割れたり浮いたりしている部分を直すための工事です。

劣化が激しい場合は、そのタイルを部分的に剥がして張り替える必要があります。

ひび割れの放置は大きな事故につながる可能性もあるため、早めの対処が重要です。

補修は建物の安全性を保つための必須作業です。

 

補修後に塗装を組み合わせるケースもある

補修で劣化部分を直した後に、塗装を行って外観を整えるという流れが一般的です。

補修だけでは見た目にバラつきが出るため、最終的に塗装で仕上げることで美観も回復します。

このように、補修と塗装はセットで行われることが多く、建物全体のバランスを整えるためにも効果的です。

「直す+守る」の両方を考えた工事計画が大切です。

 

マンション外壁タイルの塗装にかかる費用の目安とポイント

外壁タイルの塗装にかかる費用は、工事内容や建物の規模によって大きく変わります。以下に代表的な費用やポイントを紹介します。

 

一般的な費用相場は1㎡あたり約2,000円〜4,000円程度

外壁タイルの塗装費用は、工法や塗料の種類にもよりますが、一般的には1平方メートルあたり約2,000円から4,000円程度が相場です。

クリヤー塗装や撥水材などの保護工法を採用する場合、やや高めになる傾向があります。

また、建物の階数が多い場合や、足場の設置が難しい場所では、さらに費用がかかることもあります。

見積もりは複数の業者に依頼し、内容と価格のバランスを比較することが重要です。

 

タイルの状態や面積によって金額が大きく変わる

外壁の面積が広いマンションほど、当然ながら塗装費用も高くなります。

また、タイルの劣化が進んでいる場合には、補修や張り替えの工程が増え、費用が跳ね上がることも。

劣化が軽微なうちにメンテナンスを行えば、トータルのコストを抑えることが可能です。

定期点検を行い、早期に対策することが経済的です。

 

防水材や高機能塗料を使用することでコストが上がる

撥水材や光触媒塗料など、機能性の高い材料を使用すると、その分費用は上がります。

ただし、耐用年数が長く、メンテナンス回数を減らせる点でコストパフォーマンスは良好です。

特に雨が多い地域や日差しの強い地域では、高機能塗料の導入を検討する価値があります。

初期費用と長期的な維持費の両方を見て判断しましょう。

 

足場代や管理費などの諸経費もかかる

塗装工事では、実際の施工費以外にも「足場の設置費」「現場管理費」「廃材処分費」などの諸経費が発生します。

特にマンションは高所作業が必要なため、足場代が大きな割合を占めます。

このため、工事費用のトータルは見積書でよく確認することが大切です。

「安い金額だけで決めない」ことが後悔しないポイントです。

 

マンション外壁タイルの塗装で使われる塗料や工法について

マンション外壁タイルの塗装には、さまざまな種類の塗料や保護材、工法が使われます。代表的なものを紹介します。

 

クリヤー塗装でタイルの質感を活かしつつ保護できる

クリヤー塗装は、透明な塗料を使用してタイルの表面に膜をつくり、紫外線や雨風から保護します。

タイルの色や模様をそのまま残せるため、美観を損なわずに保護できます。

ただし、既にひび割れや剥がれがあるタイルには不向きです。

現状のタイルを活かしたい場合に最適な工法です。

 

撥水材(浸透性保護材)で防水性を高める工法がある

撥水材は、タイルや目地に浸透して内部から防水性を高める効果があります。

塗膜を形成しないため、タイルの表面感を変えずに防水処理ができます。

水をはじく効果が高いため、雨水による汚れや凍害を防ぐのに有効です。

雨が多い地域では撥水材による処理がおすすめです。

 

外壁用エポキシ樹脂で目地の補修や下地強化を行う

エポキシ樹脂は、耐久性や接着性に優れた材料で、目地や下地の補修に使われます。

特に浮きタイルやひび割れ部分を補強するのに適しており、強度を回復させる効果があります。

塗装前の下地処理として活用されるケースも多いです。

表面だけでなく、見えない部分の補修が長持ちの秘訣です。

 

光触媒塗料などでセルフクリーニング機能を持たせることも可能

光触媒塗料は、太陽の光で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング機能を持ちます。

常にキレイな外壁を保ちたいマンションにとっては、非常に便利な塗料です。

導入コストは高めですが、清掃費用の削減にもつながります。

見た目の美しさと機能性を両立できる高性能塗料です。

 

マンション外壁タイルの塗装工事の流れと工期の目安

マンションの塗装工事は、しっかりとした手順を踏んで進められます。ここでは一般的な流れと工期の目安を紹介します。

 

現地調査と劣化診断を行うのが最初

まず、専門業者が現地に訪れて外壁の劣化状況やタイルの状態を詳しく調査します。

打診や赤外線カメラなどを使って、目に見えない浮きやひび割れを確認します。

この調査結果をもとに、最適な補修や塗装の計画が立てられます。

正確な診断が、工事の質を左右する第一歩です。

 

足場の設置と高圧洗浄を行ってから施工が始まる

次に、足場を設置し、安全な作業環境を整えます。

その後、高圧洗浄によってタイル表面の汚れやカビ、埃をきれいに洗い流します。

これにより、塗料や保護材がしっかりと密着するようになります。

塗装の前準備が仕上がりを大きく左右します。

 

補修と塗装工程を経て完了検査が行われる

洗浄後は、タイルの補修、目地の充填、下地強化を行い、必要に応じて塗装を進めます。

作業完了後には、仕上がりや安全性を確認するための最終検査が実施されます。

これにより、手抜き工事や不具合を未然に防げます。

工事後のチェック体制も非常に重要です。

 

工期の目安は30〜60日が一般的

マンションの規模や工事内容によって異なりますが、工期の目安はおよそ30日から60日程度です。

タイルの補修や足場の設置に時間がかかるため、スケジュールには余裕を持つことが望ましいです。

入居者への事前説明や掲示物の準備も含めて、丁寧に対応しましょう。

計画的に進めることで、住民のストレスも軽減できます。

 

マンション外壁タイルの塗装を業者に依頼する際の注意点

最後に、業者選びで後悔しないために押さえておきたいポイントを解説します。

 

タイル塗装の実績がある業者を選ぶ

外壁タイルの塗装には専門的な知識と技術が必要です。

実績のない業者に任せると、塗装がすぐ剥がれてしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。

過去の施工事例や実績をしっかりと確認しましょう。

「タイルに強い業者」を選ぶのが成功のカギです。

 

劣化診断を正確に行える会社を選ぶ

劣化状況を正しく診断できなければ、工事内容も見積もりも適切になりません。

診断の丁寧さや報告書の内容を見て、信頼できるかどうか判断しましょう。

調査に時間をかける業者ほど、施工にも真剣に取り組んでくれます。

最初の調査が、工事全体の質を決めます。

 

アフターサポートや保証内容も確認する

工事後にトラブルが発生した場合に備え、保証期間や内容をしっかり確認しましょう。

施工ミスによる不具合に対応してくれる体制が整っている業者がおすすめです。

また、定期点検の有無なども確認しておくと安心です。

「工事して終わり」ではなく、長く付き合える業者を選びましょう。

 

複数業者から見積もりを取り比較することが重要

1社だけの見積もりでは、費用や内容の妥当性を判断できません。

最低でも2〜3社から見積もりを取り、項目や工法、保証内容を比較しましょう。

価格だけでなく、対応の丁寧さや説明の分かりやすさもチェックポイントです。

「納得してから依頼する」ことが失敗を防ぐコツです。

 

まとめ|マンション外壁タイルの塗装で後悔しないために知っておきたいこと

外壁タイルの塗装は、正しく行えば建物を長持ちさせ、美観や資産価値も守ることができます。

 

タイルには適した塗装方法を選ぶことが重要

タイルの状態や種類に応じて、クリヤー塗装や撥水材など適切な工法を選ぶことが大切です。

無理に塗装をすると失敗の原因になるため、専門家の判断を仰ぎましょう。

 

費用や工期の目安を把握して計画的に進める

塗装費用は面積や工法によって変動します。

スケジュールや予算に余裕を持って計画を立てることが成功のポイントです。

 

信頼できる業者選びが成功の鍵になる

実績や診断力、アフターサポートなどを比較して、信頼できる業者を選びましょう。

後悔しない工事にするためには、事前準備と情報収集が欠かせません。

 

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